講 師 | 結 城 大 輔 氏 | のぞみ総合法律事務所パートナー 弁護士 ニューヨーク州弁護士・公認不正検査士 |
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熊 田 彰 英 氏 | 熊田総合法律事務所代表 弁護士 | |
國 井 大 祐 氏 | 熊田総合法律事務所 弁護士 |
日 時 | 9月22日(金) | 13:00 ~ 16:00 途中1回休憩をお取りします。 |
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会 場 | 産業経理協会 4階会議室 (会場での定員14名) |
住所:東京都千代田区神田淡路町1-15-6 >>>地図はこちらをご参照ください 電話:03-3253-0361 |
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本セミナーは、会場でのリアル参加と併せて、一定期間に限り「オンデマンド」でご視聴いただくことも可能でございます。ご都合に合わせて、是非ともいずれかの形態でのご活用をお願いいたします。 |
企業不祥事が後を絶たない中、会社役員にとっては、企業に重大な影響を与えかねない危機に直面した際にどう対応するか、また、それを踏まえた平時のリスク管理体制をどのように構築していくべきか、模索する日々が続いています。
昨今の情勢からすれば、会社役員は、より一層刑事リスクを意識する必要がありますし、昨年6月1日から施行された改正公益通報者保護法が経営陣に与えるインパクトについて理解しておくことが必須です。それと同時に、今後さらに重要性を増す経済安全保障や特定国のリスクについての深い理解も欠かせません。
本セミナーでは、企業の危機管理やコンプライアンス、リスクマネジメントを専門的に取り扱う3名の弁護士(2名は元検事)が、役員の有事対応力のレベルアップのために、有事対応・危機管理をテーマとして、関連する法令や裁判例、ソフトローを整理した上で、実践的な対応のポイントを解説するとともに、有事対応・リスクマネジメントに関する役員トレーニングのあり方、そしてリスク情報が適切に担当役員に上がってくるための役員としての心得についても考察します。
1 不確実性の時代の企業経営とコンプライアンス、リスクマネジメント (1)コンプライアンスの概念とは (2)ESG・SDGsとリスクベース・アプローチ (3)「コンダクトリスク」という考え方 2 危機管理・リスクマネジメントと「プロセスの重要性」 3 リスクマネジメントと有事対応に関連する法令、裁判例、ソフトロー (1)内部統制システム構築義務 (2)コーポレートガバナンス・コード (3)経産省・グループガイドライン (4)日弁連・第三者委員会ガイドライン (5)日本取引所・不祥事対応/予防のプリンシプル |
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1 改正法・消費者庁指針・指針解説のポイント (1)従事者指定義務 (2)体制整備義務 (3)守秘義務 (4)その他 2 改正法が役員に与える影響 (1)改正法対応のために役員がしなければならない体制整備 (2)担当部門から役員への相談への対応 (3)通報者探しは厳禁 |
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1 新たに創設された「協議・合意制度」 (1)制度の目的・概要・対象犯罪 (2)合意により得られるメリット 2 司法取引が企業・役員のリスクマネジメントに与える影響 (1)狙われる企業・役員 (2)企業・取締役・監査役としての考え方 3 これまでの適用事例から見る留意点 |
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1 国際情勢・社会経済構造の複雑化と企業の経済活動の安全 2 経済安全保障促進法(通称)について (1)法の趣旨・目的 (2)企業の経済活動に与える影響 (3)今後の展望と企業側の対策 3 特定国・地域における企業活動に伴うリスクとその対策の必要性 |
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1 社内体制の整備・情報収集・広報 2 不祥事調査の在り方 3 当局対応の留意点 4 セカンドオピニオンの重要性 |
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1 取締役・監査役の職責 (1)リスクをマネージするとは? (2)経営トップのコミットメントとは? (3)社外役員が果たすべき役割 2 リスクマネジメント・有事対応に関する役員トレーニングのあり方 3 こんな役員には情報は来ない 〜危機管理・不祥事調査の現場から |
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結 城 大 輔 (ゆうき だいすけ) 講師紹介
のぞみ総合法律事務所パートナー
東京大学法学部卒業、1998年弁護士登録、のぞみ総合法律事務所入所。2000~2002年日本銀行、2008~2013年韓国ソウル及び米国ロサンゼルス・ニューヨークの法律事務所に出向。2010年米国University of Southern California(LL.M.)修了、2012年ニューヨーク州弁護士登録。2015年リーガル・リスクマネジメント研究機構設立・2019年より代表理事、2016年日本公認不正検査士協会理事。2019年~国際法曹協会(IBA)贈賄防止委員会役員。
企業コンプライアンス、不祥事対応・調査委員会、危機管理、内部通報・改正公益通報者保護法対応、国際紛争、海外当局捜査対応等。
熊 田 彰 英(くまだ あきひで) 講師紹介
熊田総合法律事務所代表。
京都大学法学部卒業。1998年に検事任官して以来、全国各地の検察庁、最高検刑事部、東京地検特捜部、法務省刑事局、同大臣官房秘書課等において勤務したほか、在韓国日本大使館の一等書記官を務める。この間、企業・組織犯罪、粉飾決算・脱税・贈収賄等各種犯罪、危機管理・広報、捜査共助・犯罪人引渡等、社会の耳目を集める事件・事案を多数担当。
2014年4月、弁護士登録し、2019年5月、熊田総合法律事務所を創設。これまでの知見・経験を踏まえ、企業の危機管理、不祥事対応、社外調査、刑事弁護等に従事する一方、桐蔭法科大学院において教鞭を執る。各種セミナーの講師、ドラマのリーガルアドバイザーなども務めている。
國 井 大 祐(くにい だいすけ) 講師紹介
熊田総合法律事務所所属。
早稲田大学第一文学部卒業。2003年に検事任官して以来、東京地検、福岡地検、前橋地検、横浜地検(知能犯係)、法務省刑事局において勤務したほか、在中国日本国大使館一等書記官、公安調査庁総務部審理室長を務める。この間、企業・組織犯罪、外国人犯罪、金商法・特商法を始めとする特別法違反事件等各種犯罪の捜査のほか、捜査共助・犯罪人引渡し・邦人保護、行政組織における危機管理、経済安全保障法制に関する調査・検討等の業務を担当。
2023年 4月、弁護士登録し、熊田総合法律事務所に入所。
・リアル(会場)参加の方には、当日受付で資料等をお渡たしした後、会場でご聴講いただきます。 ・オンデマンドの方には、資料と視聴方法を記載した書面をお送りいたしますので、その手続きに従ってご視聴いただきます。 |
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本セミナーは、会場でのご参加のほか、9月28日(木)から10月19日(木)までを視聴可能期間とするオンデマンド配信でのご受講も可能となっております(同時配信は行いません)。 オンデマンドでの参加の方は配信終了日の5営業日前までお申し込みが可能となっております。 |
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27,500円(税込)(非賛助会員1名につき) 24,750円(税込)(当協会普通賛助会員1名につき) 23,650円(税込)(当協会正賛助会員1名につき) 22,550円(税込)(当協会特別賛助会員1名につき) |
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当協会主催の次の会にご登録(副登録含む)の方は、上記参加費の「当協会正賛助会員」の金額(23,650円)に割引させていただきますので何卒ご利用賜りますようお願い申し上げます。 | ||
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1.会社役員のための法律実務研究会 2.経営財務法務研究会 3.経理部長会 |
4.監査役員業務研究会 5.会社法務実務研究会 6.総務・法務部長会 |
【連絡先】一般財団法人 産業経理協会 |
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