概 要
3年に及び社会を混乱に陥れたコロナ禍は、企業法務のリモート化、デジタル化を一気に押し進める結果をもたらしています。そして、日本企業が現在直面する2大リスクは、コロナ禍パンデミックに象徴されるようなグローバルリスクと米中摩擦、中東の紛争、ウクライナ情勢などに見られるような地政学リスクです。これらリスクは一見無関係のようでありながら、グローバルサプライチェーンの寸断をもたらす点で共通しています。
第34年度を迎える本研究会では、こうした大きな変革期に重責を担う会社役員に必須の法律問題をタイムリーに取り上げ、最適任の講師による最高レベルの報告に基づき、司会者を交えた質疑応答ディスカッションを行いますので、先の見えない「危機」の時代にふさわしい最先端の経営法務感覚が求められる役員の皆様にとっての最適の情報収集・研鑽の場となるものと存じます。是非とも本研究会をご活用賜りたく、多数のご参加をお待ち申し上げる次第でございます。