［セミナー］
　　　　　機能する指名・報酬委員会と社外役員の役割
　　　　　　― 「わが社にとってのベスト・プラクティス」構築に向けて ―　

　昨年6月に改正されたコーポレートガバナンス・コードでは、最高経営責任者（CEO）のサクセッションや選解任手続、持続的成長に向けた健全なインセンティブ付けとしての報酬制度の設計等について、取締役会が果たすべき役割・責務がより強調され、指名委員会等設置会社以外の機関設計を選択した上場会社であっても、取締役会の下に独立した諮問委員会（独立社外取締役を主要な構成員とする任意の指名委員会・報酬委員会など）を設置することが強く求められています。これを受けて、本年株主総会の前後より、指名・報酬委員会を任意設置する会社が一段と増加しており、今後は指名・報酬委員会の果たすべき役割や運営方法についての議論がより一層深まることになるため、各企業とも「わが社にとってのベスト・プラクティス」を模索する必要性が高まることになると思われます。
　本セミナーでは、会社法及びコーポレートガバナンス・コードが社外取締役・社外監査役の導入を進めてきた経緯を踏まえつつ、社外役員の機能や期待される役割、さらに社外役員に特に期待されている指名・報酬の決定プロセスへの関与のあり方について解説するほか、指名・報酬委員会に関しては、いつのタイミングで何をどのように審議するべきなのかといった運営方法や体制に関しても、ベスト・プラクティスに向けた工夫、留意点などもご提示いたします。