概 要
会社の税務を取り巻く最近の状況をみると、グローバル化の進展に伴う新興国での課税リスク、BEPS プロジェクトによる制度変更への対応、ROE重視経営への移行に伴う税のコスト化など、税に対する認識や税務管理体制などに関して大きな変革をもたらしかねないような問題が多数存在しています。これらは常に課税リスクと裏腹の関係にあるため、経営統合に伴う課税リスクや税務調査リスクなども含めて、それぞれの企業が自社の置かれている状況に即して、税務対応に関するリスクマネジメント体制の強化を図る必要性が高まっています。
本講座は、上述の厳しさを増す税務実務をめぐる環境変化の下での税務リスクマネジメントについて、税務申告前における税務リスクの把握方法、把握した税務リスクへの対処方法から申告後に税務調査を受ける場合の実践的対応方法などついてできるだけ平易に、興味をもっていただけるよう解説するものです。今後の税務リスクマネジメントの実務に役立てていただきたく、是非ともこの機会をご参加賜りますようご案内申し上げます。
開催要項: ◆ 日程・講義項目・担当講師
各日とも 10:00 ~ 12:00 まで |
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第1回 | 12月 4日(水) | 第3回 | 12月13日(金) | |
第2回 | 12月10日(火) | 第4回 | 12月17日(火) |
PwC税理士法人 PwC税理士法人パートナー 佐々木 浩 氏 PwC税理士法人ディレクター 浅 川 和 仁 氏 (毎回講師2名が登壇いたします) |
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Ⅰ 総論[ 1日目] 1.税務リスクとリスクマネジメント、コーポレートガバナンス 2.税務リスクマネジメントの必要性 (1) 税のメガトレンド (2) 税務コーポレートガバナンスに関する潮流 3.税務リスクマネジメントの方法 (1) 税務申告前後におけるリスクマネジメントの概要 (2) 税務管理体制の整備 (3) テクノロジーの活用 (4) 税制改正の動向 Ⅱ 進行年度(申告前)における税務リスク マネジメント 1.税務リスクの把握[ 2日目 ] (1) 申告前における税務リスク把握と対応の必要性 (2) 税務リスク把握に必要な情報と収集・リスク分析方法 (3) タックスヘイブン対策税制、移転価格税制における情報収集・リスク分析の 具体例 (4) 買収した海外子会社からの情報収集の留意点 2.税務リスクの対応[ 3日目 ] (1) 事前照会制度の概要 (2) 事前照会制度の具体的活用例 (3) 模擬調査の概要 (4) 模擬調査の具体的活用例 Ⅲ 申告後における税務リスクマネジメント ~税務調査及び調査後の対応~ 1.税務調査手続等の概要 2.税務調査への対応[ 4日目 ] (1) 事前準備 (2) 税務調査当日 (3) 税務調査まとめ (4) 税務調査の各場面における対応上の留意点 3.税務調査後の対応 (1) 国税不服申立、訴訟 (2) 相互協議 |
産業経理協会ビル 2階 講義室 住所:東京都千代田区神田淡路町1-15-6 >>>地図はこちらをご参照ください 電話:03-3253-0361 |
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講師オリジナルテキストを当日受付でお渡しいたします。 |
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39,600円(税込)(非賛助会員1名につき) 38,500円(税込)(当協会普通賛助会員1名につき) 37,400円(税込)(当協会正賛助会員1名) 36,300円(税込)(当協会特別賛助会員2人目から1名につき) 無 料 (当協会特別賛助会員1名) |
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ダウンロードした申込書をプリントしていただき、必要事項をご記入の上、FAXにてご送信下さい。 【連絡先】一般財団法人 産業経理協会 |
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